2020-05-17更新
Webサイトとアプリ、どっちから作る?
みなさん、Webサイトとアプリの違いはわかりますよね。
でも、新しくサービスを始めるときに、Webサイトとアプリ、どちらから作り始めればいいのかは意外に難しいのではと思います。
(両方、という答えもないわけではないですが、スタートアップとして作る場合、検証スピードとコストを考慮して、まずはどちらから作るのがよりよいケースが多いと思います)
LINEのようなアプリならアプリでいいのかなとは思いますが、あなたが食べログのようなサービスを作ろうとしてる場合、どう考えればよいでしょうか?
この記事ではその疑問に答えていきます。
Webサイトとアプリの違い
まず最初に、当たり前とは思いますが、Webサイトとアプリの違いについて説明します。
WebサイトはChromeやIE、Safariなどのブラウザで訪れるページのことを言います。
厳密には少し違うニュアンスですが、Webアプリケーションと呼んだりもします。
アプリはiOSやandroidなどのモバイル端末にインストールして利用するソフトウェアのことです。
たとえば、スマホに入ってるカメラやLINEなどがアプリにあたります。
アプリは、「モバイルアプリ」や「ネイティブアプリ」などとも呼んだりもします。
Webサイトは「新規顧客開拓」に強い
ここから、両者のビジネス的な違いについて説明していきます
Webサイトは「新規顧客開拓」に強いです。
どういうことか。WebサイトはGoogleなどの検索サイトからの流入があります。
そのサイトのことを知らない人でも、サイトのページを開くことがあります。
さらに、面白いWebサイトはURLを利用して、人から人に共有されていきます。
なので、初めての人にも知ってもらうことができる手段になります。
Webサイトのポイント
- 検索からの流入がある
- 友達にシェアされる
- 新しくWebサイトを見てもらうきっかけになる
アプリは「既存顧客の継続率」に強い
アプリは「既存顧客の継続率」に強い。
どういうことかを説明します。
アプリの強さは、常に目にユーザーの目に触れることができるということころにあります。
まず、Webサイトとは違って、スマホのホーム画面にアイコンがあってそこからすぐにアプリを開くことができます。
さらにバッチといって、アイコンの上に数字がでますよね。
LINEをイメージするとわかりやすいんですが、未読のメッセージが例えば2件あるとき、
アイコンの上に2と表示されますよね。この数字をバッジというんですが、これがあると、アプリを開いちゃう。
さらに、PUSH通知といって、お知らせが来ますよね?
これもLINEを例に取ると、相手からメッセージが届いたとき、ピコンと音がなって通知がでますよね。これをPUSH通知というんですが、これがあると、またしてもアプリを開いちゃう。
ということで、アプリは日常生活の中で、ついつい開いてしまう仕掛けがいっぱいある、というのが特徴になります。
この特徴から、アプリのサービス提供者(アプリ運営側)は、ユーザーにアプリを見てもらう仕掛けをいっぱいよういすることができます。
アプリにしかない機能がある
アプリでしか利用できない機能、もしくはアプリの方が効果的な機能があります。
- 位置情報(現在値)
- カメラ
- モーション センサー
- Bluetooth,NFC
- バックグラウンド
- オフラインでの実行
この中で、1.現在位置や2.カメラなどは正確にはWebサイトでも利用できますが、より効果的に使えるのはアプリになります。
アプリのポイント
- ホーム画面にアプリがあって、バッチがつくなど日常の中で利用してしまう仕組みがある
- PUSH通知などでアプリ運営側からアプリを見てもらう仕掛けを用意できる
- アプリにしかない機能がある
アプリでしか実現できないサービス以外は、まずWebサイトから作る
ここでやっと本題に戻ります。
スタートアップや社内ベンチャーのようなチームが、サービスを作ろうと思ったら、Webサイトがいいのか、アプリがいいのか、どちらがいいでしょうか?
みんな知っているサービス、例えばLINEと食べログで考えてみましょう。
LINEはアプリの機能が必要
LINEは相手からの通知をすぐに相手に伝える必要があります。この機能はアプリの特徴でしたね。
LINEのようなサービスを作る場合は、迷いなくアプリで作るのがよいとわかるでしょう。
では食べログを作る場合、どう考えればよいでしょう。
食べログはWebサイトでもアプリでも実現できる
食べログはWebサイトでもアプリでも実現できますよね。
現に食べログはアプリとWebサイトの両方でほぼ同じ機能を提供しています。
あなたがスタートアップとして食べログを作る場合、検証スピードとコストを考慮して、まずはどちらから作るべきです。その場合、あなたならどちらから作りますか?
作りたいサービスがWebサイトでもアプリでもいい場合、初めての人にも知ってもらう、多くの人に認知してもらう特性のあるWebサイトから作るべきです。
ここでのまとめとしては、そのサービスはアプリでしか実現できないかを考える。アプリでもWebサービスでも実現できる場合はWebサイトから作る、というものになります。
まとめ
それではまとめです。
- Webサイトは「新規顧客開拓」に強い
- アプリは「既存顧客の継続率」に強い
- アプリでしか実現できないサービス以外は、まずWebサイトから作る
特に3の「アプリでしか実現できないサービス以外は、まずWebサイトから作る」
ようこそ、IT大学へ
この大学では、 スタートアップの創業者兼CTOのましはら が、NTTデータで10年培ったシステム開発手法と、ベンチャー起業がWEBサービスやアプリを作るための必要な知識を伝えます。
システム開発手法では、プロジェクトにかかる費用や見積もり方法、さらに、プロジェクトマネジメント手法を伝えます。
ベンチャー起業向けには、WEBサービスやアプリを作るための必要なITの知識を2020年12月現在の最新の情報とともに伝えます。